やはり、トライして修正するのが完成に近づく良策ですよね。
本日プロの方に録音してもらい、SAX-GPTを試しました。
結論から言えば、録音がうまくいっていませんでした。いろいろ試したのですが、ダメでした。
録音ができていないのなら、その録音を確認するカスタムGPTを作ればいいのです。
録音と、それをGPTにアップするのになれるまでは、ワンクッション入れて、録音がうまくいくかどうかを確認してみます。
こういう観点のチェック用のGPTです。
アップロードいただいた音声ファイルを以下の観点でチェックします:
- 音質(クリアさ・こもり・歪みやクリップ)
- ノイズ(環境音・ヒス・風切りなど)
- 音量レベル(全体・ピーク・ばらつき)
- 途切れや欠落(ドロップ・無音・同期ズレ)
- 録音環境・マイク設定のアドバイス
結果は「データは正しく録音できています」または「問題があります」で総合評価をお伝えします。
今回取った録音の評価はいかでした。
結論
問題があります
詳細フィードバック
音質
- 指摘:音は比較的クリアですが、ピーク付近でやや飽和(歪み)ぎみの箇所があります。
- 改善案:録音レベルを少し下げると、より自然で伸びのあるサウンドになります。
ノイズ
- 指摘:バックグラウンドノイズ(小さな環境音/軽いヒス)が確認されます。演奏中は目立たないが、無音部分ではわかります。
- 改善案:静かな部屋での録音、またはノイズリダクション(DAWやプラグイン)の軽い使用を推奨。
音量レベル
- 計測値:
- RMS ≈ -17.6 dBFS(やや小さめ)
- Peak ≈ -1.1 dBFS(限界近く)
- 指摘:ピークは十分高いが、平均音量とのバランスが悪く、ダイナミクスが大きすぎる。
- 改善案:入力ゲインを少し下げて、演奏全体でピークが -10 ± 4 dBFS 程度に収まるよう調整。
途切れ・欠落
- 指摘:ドロップアウトや無音は確認されません。
録音環境(アドバイス)
- 部屋の反射が少し感じられる(特に高音部)。
- 厚手カーテンやラグを使って響きをコントロールすると良い。
使用マイク(アドバイス)
- 現状、近接録音っぽく、ベル直狙いに近い印象。
- 推奨設定:単一指向性コンデンサー、ベルから30–50cm、角度を5–15°外す。
総合評価
要改善
優先度順 改善ステップ(上位3点)
- ゲイン調整:入力レベルを下げ、ピークを -10 ± 4 dBFS に収める
- 録音環境:反射を減らすため、カーテンやラグで部屋を整える
- マイキング:ベルから30–50cm、軸を少し外して録音
📌 まとめると「現状でも使えるが、長時間の教材・練習用データとしては改善推奨」という状態です。
スムーズに録音できるようにマニュアルを改善したいと思います。